インケーサーとは、事前に組み立てられた箱やケースに製品を詰めることに特化した自動箱詰め装置です。コンベアに空の箱を整列させ、その中に製品を正確に詰めていく仕組み。袋菓子やパウチ型レトルト食品、ボトルなど、さまざまな形状の製品に対応できる汎用性の高さが特徴です。
ここでは、インケーサーを導入するメリットやオートケーサーとの違いについてまとめているので、ケーサー導入の参考にしてみてください。
袋製品やパウチ製品は中身が柔らかい場合が多く、形が変わりやすいため、ロボットによる箱詰めが難しく、箱の中でも配置が崩れやすい傾向にあります。
インケーサーは製品を掴むグリッパーや吸着ユニットを緻密に調整できるため、柔らかく変形しやすい袋製品やツルツルと滑りやすいパウチ製品もスムーズに箱詰めできるのです。
袋製品やパウチ製品は中身が液体の場合が多いため、包装が傷ついて中身が漏れないよう丁寧に扱う必要があります。
インケーサーは既に組み立てられた箱に対し、製品を丁寧に入れることに特化している装置。センサーや整列機構を活用し、製品を丁寧に箱の中に詰められます。そのため、箱詰めの際に製品が傷ついたり、製品の配置がズレたり、形が崩れたりする心配はありません。田の字型やサシミ型、複合型など、製品形状に応じた箱詰め方法に対応できます。
インケーサーは製品をハンドリングして、指定パターン通りに丁寧な箱詰めを実現できるのが特徴です。そのため、柔らかくて形状が代わりやすいプラスチック製の飲料ボトルや重くて割れやすいガラス瓶などの箱詰めにも向いています。正確な配置で箱詰めできるため、ボトルが箱の中で倒れたりすることもありません。
袋菓子、レトルト食品、飲料ボトルなどを扱う食品工場、柔らかいパウチや瓶のコスメを扱う化粧品工場、点滴用パウチや医薬品パッケージを扱う医薬品工場などの箱詰めに向いています。
オートケーサーは、商品を詰める箱の組み立てから、商品を箱に詰め、箱を蓋を閉じて封をするまでの工程を自動化できる装置です。箱詰めに必要な一連の流れをロボットが自動で対応してくれるため、効率アップ、生産性の向上、省人化、品質の安定化を図れます。
自動化できる範囲と特化している部分が異なります。インケーサーは事前に組み立てられた箱に対し、商品を丁寧に詰めることに特化している装置。オートケーサーはすべての工程を自動化することに特化した装置です。効率化や生産性向上を第一の目的とするならオートケーサー、オートケーサーでは対応が難しい製品の箱詰めを目的とするならインケーサーを選ぶと良いでしょう。
インケーサーについてご紹介しましたが、箱詰めを自動化する方法は他もたくさんあります。どの方法を選ぶべきかは、箱詰めする製品の素材や形状、製品を詰める箱の種類、予算や導入目的によって変わってくるもの。まずは箱詰め自動化方法の種類ごとに特徴や他の方法との違いを知って、自社の製品に合った方法を見つけましょう。
オートケーサー導入を検討中の企業に向けて、効率化・コスト削減を最大化するための製品を紹介します。
各社で仕様や推奨される業界が異なるため、それぞれの特長と適した用途を自社ニーズと照らし合わせてご覧ください。


